毎度のように更新が遅れて申し訳ないと思っています。
このところ、いろいろなニュースを見聞きしていると「なんてデタラメな社会なんだ・・・」とつぶやかずにはいられません。
今問題をおこしている人たちに共通していると感じるのは、「本業の技術や芸を磨くことなく、自己演出だけに血眼になっている人達」。
政治家もどき、芸術家もどき、科学者もどき・・。
言い換えると
「自分に対しては非常に甘く、まっとうな努力もしていないのに、その地位を獲得・維持することには多大なエネルギーを注ぎ利権を得ている人たち」
そして世間は自分に甘い彼らの“人物”を見抜く眼力を失い、評価を見誤っているのにもうんざりしています。
批判されるべき人が持ち上げられ、評価されるべき人が貶められる。
その評価基準が、客観的・科学的なものではなく、情緒的・刹那的なものが多いのにもげんなりさせられます。
日本が無謀な戦争に飛び込んで負けたのも、この手の判断ミスの積み重ねがあまりにひどかったからだったと思っていますが、
戦後70年近く経ってもその点に何の進歩もなく、むしろ社会が下り坂になって行く中で、悪化しているように思えてならず、
言葉を失います。